インターネットライブ中継を視聴する方法
ライブ中継は特殊な方法で配信されます。オンデマンド配信が視聴できても、ライブ配信の視聴が出来ない場合も
あります。以下に、ライブ中継の視聴を成功させるために詳しい説明を行っております。ライブ中継本番時に,
トラブルにならないよう、以下の説明により、PCの設定等を事前に行われることをお勧めいたします。
本ライブ配信は、WindowsMediaプレーヤーバージョン9以降をインストールしたWindows仕様PCと、Mac、
もしくは、Windows Media Components for QuickTime(Flip4Mac)をインストールしたMacにて視聴できます。
すべてのコンテンツは一般公開番組です。ライブ配信もオンデマンド配信も無料で視聴できます。
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インターネットライブとは? |
動画共有サイトなどのダウンロード型のビデオ映像や、動画ポータルサイトなどのオンデマンド型のビデオ配信コンテンツを視聴された方は多いと思います。インターネットライブ中継は、生中継番組をそのまま、リアルタイムで動画配信する特殊なビデオ配信です。そのため、普段、オンデマンド型のビデオ配信を視聴できるPC環境をお持ちの視聴者でも、ライブ中継が問題無く視聴できるとは限りません。
以下に、特殊なビデオ配信方式である「インターネットライブ中継」を出来るだけ確実に視聴する方法を、ライブ配信方式のテスト視聴などを提供しながらご説明いたします。ライブ配信番組の本番開始前に時間的余裕をもって視聴準備されることをお勧めいたします。
本番ライブ配信中は、サポートチャットを用意しますが、ライブ配信番組の本番直前や、本番ライブ放送開始後に「視聴できません・・・」と言うような書き込みをされても、本番中にはサポートできませんので、事前に視聴環境のテストと準備をされますよう重ねてお願いいたします。
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準備ステップ 1
ビデオ配信視聴環境を準備する |
WindowsMedia方式によるライブ配信を視聴するには、お使いのPCにWindowsMediaプレーヤーがインストールされて、正しく設定されている必要があります。一番最初のインストール時の設定が正しい設定です。
WindowsPCの場合は、WindowsXP以降+WindowsMediaプレーヤーのバージョン9以降で視聴できます。Vistaでも視聴できます。最新のバージョンのプレーヤーをWindows
UPDATEにてインストールされることをお勧めします。ブラウザについては、IEをお使いください。IE以外のブラウザでは、正常に動作しない場合があります。
MacでWindowsMedia方式のストリーミング配信を直接視聴する場合は少し複雑です。MacOSのバージョンにより対応が変わります。
MacOS 8.1〜9までのクラッシック環境の場合は、Windows
Media Player 7.1 for Macをインストールしてください。 Windows Media Player for Mac 7.1
Mac OS X バージョン 10.1.5 以降のバージョンの場合は、Windows
Media Player 9 for MacOS Xをインストールしてください。 Windows Media Player 9 for Mac OS X
Mac OS X バージョン 10.3.9 以降のバージョンの場合は、Windows
Media Components for QuickTime(Flip4Mac)Xをインストールしてください。 Windows Media Components for QuickTime ダウンロード方法、インストール方法等については、該当WEBページの説明をご覧ください。
ライブ配信の場合は、300Kbps程度のエンコードレートを採用します。これらは小さい画面サイズですので、処理能力の低い旧型PCやノートPCで視聴しても、再生表示のために処理能力不足を発生することは殆どありません。
打上げ中継番組の音声を再生するためにはPCにスピーカー等が必要です。
ご注意:マイクロソフト社提供、もしくは、推薦の正規のWMプレーヤー以外を使用するとライブ配信が視聴できない場合が多いです。オンデマンド配信が視聴できても安心できません。WinAMPなどの互換プレーヤーではライブ配信が視聴できません。複数の映像再生方式に対応した無償提供
の互換プレーヤーなどをインストールするとWindowsの内蔵コーデックが壊されてライブ配信が視聴できない場合があります。この場合、
複数の映像再生方式対応の無償互換プレーヤーをアンインストールしても復旧できません。Windows本体のクリーンインストール(初期化)が必要になります。
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準備ステップ 2
アクセス回線について |
一番問題が発生しやすいのがお使いのPCとインターネットを接続するアクセス回線です。ご契約されているローカルプロバイダーでは、多分、「光ファイバー100Mbps使い放題!」とか、「高速ADSL
50Mbps!」というような景気の良いサービス紹介が行われています。プロバイダーが提供する通信速度測定サイトででは、20Mbpsとか85Mbpsという通信速度が測定表示されますが、これは、インターネットとの接続速度ではありません。
インターネットのその先にあるインターネット幹線との接続速度が重要です。通常、インターネット幹線との接続速度は、条件が良くても数Mbps程度です。1Mbps以下になる場合もあります。これが現実の数字です。
通常のオンデマンド配信では、インターネットの通信速度が激しく変動することに備えて、エンコードレートの5倍程度の速度で先行して配信します。これにより安定して視聴できます。ライブ配信は、生番組ですので、先行して高速配信ができません。インターネット幹線の速度変化の影響を直接受けます。ライブ配信の場合。映像や音声が途切れる不安定な配信が発生し易いのはこれが原因です。
また、視聴者がご契約されているプロバイダーの種類によっても安定性や品質が変わります。プロバイダーには、インターネット幹線に直接接続していて自前の回線網を所有している大規模な「1次プロバイダー」と、自前の回線網を持たないで、1次プロバイダーから回線を借りている「2次プロバイダー」が存在します。
ライブ配信番組を視聴するには、当然、1次プロバイダーの方が有利です。2次プロバイダーを利用している場合は不安定になり易いことがあります。また、CATV系のインターネットサービスは、同じ町内の利用者がCATVケーブルによりリング状に接続されている点と、バックボーンが細い場合が多いので、ライブ番組の視聴には不利な場合があります。
ライブ配信の視聴時には、これらローカルプロバイダーのサービス品質の差の影響を強く受けるので、TV放送のように安定して視聴できる視聴者と、途切れ途切れで殆ど視聴できないという視聴者に分かれます。
受信条件が厳しいライブ配信映像を安定して視聴されたい方は、1次プロバイダーのインターネット接続サービスをご利用されることをお勧めいたします。
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準備ステップ 3
ライブ配信番組の
事前視聴テストについて
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ライブ配信では、オンデマンド配信とは異なる技術方式で配信されます。その為、普段からオンデマンド配信や、PC内のWMV方式のローカル映像ファイルを再生できても、ライブ配信を視聴できるとは限りません。特に互換プレーヤーを使用している場合は、オンデマンド配信が視聴できても、ライブ配信は視聴できません。ライブ配信番組を視聴する機会は少ないので、この問題に気がつかない視聴者が多いようです。
この隠れた視聴障害を本番前に発見して対策を行えるようにするツールを用意いたしました。以下のサンプル映像コンテンツは、一見オンデマンド配信のように見えますが、ライブ配信サーバから特殊
な設定で配信することよりライブ配信と同じ方式で配信されています。オンデマンド配信の場合は、WMプレーヤーのスライドバーを操作すると映像を先送りできますが、このサンプル映像コンテンツでは、ライブ配信と同じ方式で配信されていますので、スライドバーを操作して先送りできません。また、ライブ配信と同じようにエンコードされた速度で配信されます。
オンデマンド配信時にエンコード速度の数倍の速度で配信するファーストストリーミングは行われません。
通常のライブ配信イベントと完全に同じ仕様で配信されています。
▲ クリックして視聴開始 ▲
ライブ視聴テスト専用コンテンツです。
通常視聴用映像ではありません。
通常視聴には、Rocket-TVにあるオンデマンドコンテンツをご覧ください。
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ライブ配信サンプル映像コンテンツ
左のサンプル映像コンテンツはオンデマンド配信ですが、ライブ配信サーバよりライブ配信と同じ方式により配信されています。ライブ配信の視聴テストが行えます。
クリックするとWindowsMediaプレーヤーが起動して視聴再生を開始します。映像内容は、2007年9月14日のH-IIAロケット13号機打上げ中継映像ダイジェスト版です300Kbps、画面サイズ320X240、約8分の配信映像です。このサンプル映像コンテンツがお使いのPC環境で正常に視聴できれば、ライブ番組本番も基本的に視聴できることになります。
左のサンプルコンテンツは、お使いのPC環境でライブ配信が視聴できるかどうかテストするための特殊な配信方式です。通常視聴には適しません。通常視聴にはRocket-TVにあるオンデマンドコンテンツをご視聴ください。 |
上記のライブ配信動作テスト用のサンプル映像コンテンツがお使いのWMプレーヤーで正しく再生表示できれば、本番ライブ配信番組でも、基本的に再生表示できることになります。ただし、このサンプル映像コンテンツにより視聴テストは、絶対的にライブ本番を視聴可能であると保障するものであはありません。もし、サンプル映像コンテンツが再生表示されないときは、以下の対策を行ってください。
1.WindowsMediaプレーヤーの設定を変更している場合は元に戻す。
WindowsMediaプレーヤーの設定をカスタマイズするように薦める記事を掲載
しているサイトがありますが、通常は、初期設定で問題ありません。
2.WindowsMediaプレーヤーをWindows
UPDATEで最新バージョンにバージョン
アップする。バージョンダウンはできません。無理に行うと破壊されます。
3.WinAMPなどの互換プレーヤーを使用している場合は、互換プレーヤーを
アンインストールして、正規のWindowsMediaプレーヤーをWindows
UPDATEを
利用してインストールする。Windows UPDATEを利用することで適な
WindowsMediaプレーヤーが選択インストールされます。
4.複数の映像再生方式対応の無償互換プレーヤーを利用している場合は、
アンインストールだけでは復旧できない場合があります。その場合は、
Windows本体のクリーンインストール(初期化)が必要になる場合があります。
5.著しく旧式な機種ではビデオ配信を視聴できません。Windows3.1、Windows95
WindowsNT、MacOS 8以前の機種ではWindowsMediaの最新版をインストール
できません。最近のWMP対応OSを装備した機種をご用意願います。
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準備ステップ 4
サポートチャットについて
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ライブ配信イベントはリアルタイムに素早く進行します。その為、ライブ配信イベントへの参加に必要な情報提供を、数分単位で行うWEBページの更新作業だけでは、参加を希望している視聴者に伝えきれません。また、WEBページの更新作業により最新情報をWEBページへ掲載しても、WEBページを開いたままで待機している視聴希望者は、最新情報が掲載された新しいWEBページを見ることができません。
そこで、ライブ配信イベントはリアルタイムに素早く情報提供ができる「チャットルーム」をサポートチャットとして開設して視聴者へ提供します。サポートチャットは、更新ボタンをクリックしなくても、30秒ごとに自動更新されて、新しい情報やメッセージが表示されます。
「視聴確認用の予備ライブ配信開始」の連絡から、「本番ライブ番組配信開始」の連絡、各種サポート情報の連絡までを「ライブ中継スタッフ」が、サポートチャットのメッセージ書き込みにて視聴者全員へ速やかに提供いたします。
サポートチャットページを開いているだけで、最新情報が30秒ごとに自動的に更新表示されます。
▲上記イメージをクリックしてチャットページを開くことが出来ます。 |
ライブ配信イベントサポートチャット
左のサポートチャット画像をクリックするとサポートチャットが別画面で開きます。
メッセージの書き込みをされない方も、打上げ中継番組放送当日は、サポートチャットを開いて、ライブ中継イベントに関する最新情報をご覧いただきますようお願いいたします。
打上げイベント当日は、応援メッセージや、番組の感想などのメッセージ書き込みを歓迎します。
サポートチャットは常時公開していますので、事前に練習書き込みもできます。 |
ロケット打上げ当日のライブ配信番組本番開始直前や、ライブ中継番組本番配信中は、ライブ配信スタッフが中継作業から手が離せません。「ライブ配信を視聴できません・・・」という相談書き込みをいただいても対応できませんので、事前にサンプル映像コンテンツを利用して十分なテストと、お使いのPCの設定などの準備作業の実施をお願いいたします。
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本番ライブ配信について
視聴アドバイス
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オンデマンド配信版について
出来る限りたくさんの視聴者にロケット打上げライブ中継を視聴いただけるように、広帯域バックボーンを用意いたしますが、一般公開ライブですので、どれだけたくさんの視聴者が接続されるか事前に予想できません。万一、ライブ中継を視聴できない場合は、ライブ中継終了後、数時間程度で、
ライブ中継番組のオンデマンド配信を開始いたしますので、オンデマンド配信版をご覧いただきますようお願いいたします。
ライブ配信番組の視聴方法
ロケット打上げライブ本番配信時の視聴者数が想定内の場合は、ほぼ全員が視聴できます。視聴者が総定数を上回った場合は、限られた視聴者数に多くの接続要求が殺到することになります。これは、コンサートなどのプラチナチケットを電話予約するのと同じような状況になります。混雑した中でライブ配信サーバとの接続に成功するのは、先着有利で、さらに利用されているローカルプロバイダーの力の差に影響されます。以下に混雑した状態でも接続に成功する確立が高い方法をご説明します。
ライブ配信中継番組当日は、ライブ中継番組の本番開始時間の約20分前から、Windows
Mediaプレーヤー接続用に「中継放送準備ストリーム」を配信します。視聴を成功させるためには、サポートチャットを開いて待機して、「中継放送準備ストリーム」配信開始のメッセージが表示されたら、出来るだけ早くライブ中継本番視聴用ボタンをクリックして、「中継放送準備ストリーム」にWindows
Mediaプレーヤーを接続してください。接続に成功すれば、そのまま本番を視聴できる場合が多いです。
バッファリングなどで多少視聴が不安定になった場合は、WMプレーヤーを停止して、一旦閉じます。視聴ボタン(視聴リンク)があるWEBページを表示しているブラウザの「更新ボタン」を5回クリックして新しいWEBページを表示させます。新しいWEBページを表示させてから、視聴ボタン(視聴リンク)をクリックして視聴を開始してください。視聴リンク先が更新されている場合もあるので、この方法で安定した視聴ができる場合が多いです。
ライブ配信混雑時の接続成功には、2次プロバイダーより、1次プロバイダーの方が有利です。
インターネット接続プロバイダーを選ぶ場合は、1次プロバイダーを選択されることをお勧めいたします。CATVインターネット接続サービスは、ライブ配信視聴に不向きな場合が多いです。
ライブ配信は、非常にクリチカルな技術です。視聴者が接続に成功して視聴できるかどうかを保障することはできません。視聴者一人一人のPC環境やインターネット接続環境が大きく異なります。大多数の方は視聴できますが、一部に視聴困難な方が発生することは避けられません。視聴環境により視聴困難になる場合があることを事前にご了解願います。
Rocket-TVのライブ中継配信に接続できない場合は、JAXAサイトのライブ中継や、その他のサービスプロバイダーのライブ配信サービスもありますので、他のライブ中継サービスの視聴ボタンをクリックして
視聴する方法をお勧めします。
サポートチャットに書き込まれるアドバイスについて
ライブ中継配信本番時に、サポートチャットへ、「この方法で視聴できる・・・」と書き込みをされる方がいます。「ライブ配信サーバへ直リンク張ると良い・・・」、「プロキシーサーバを経由すると良い・・・」
、「バッファーを調整すると良い・・・」などです。善意で記入されているようですが、これらのアドバイス内容は効果がありません。殆どの場合は逆効果です。
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本番ライブ配信
視聴リンク
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本番ライブ配信時の視聴ボタン(リンク)はこの欄に設置されます。
視聴される方は、サポートチャットを開いて待機してください。
本番ライブ配信仕様
WMV方式 エンコードレート:350Kbps 画面サイズ:400X300
JAXA放送では、以下の予定で種子島宇宙センターからライブ中継イベントを行います。
Rocket-TVでは、この打上げ中継番組をインターネットライブ中継いたします。
ライブ中継番組予定は変更されることもあります。今後の発表に注目願います。
表示時刻は日本時間です。
SPACE@NAVI-Kibo SPECIAL LIVE 「ソユーズ宇宙船(21S)の着陸」
JAXA放送 : 番組提供・制作・著作 : 宇宙航空研究開発機構 有人宇宙環境利用ミッション本部
放送内容 : ソユーズ宇宙船(21S)の着陸(着陸予定時刻:6月2日午後0時27分
放送日時 : 2010年6月2日水曜日 午前11時10分〜午後1時15分 (放送時間:約2時間05分)
番組が午後2時まで延長される可能性もあります。
JAXA放送 : 番組提供・制作・著作 : 宇宙航空研究開発機構
ライブ中継番組開始時刻までは、テスト映像が配信されます。
事前にテスト映像でお使いのPCでの視聴状態をご確認願います。
ライブ中継番組視聴ボタンリンク
ブラウザの「更新ボタン」をクリックして更新された
WEBページを開いてください。
インターネットライブ配信映像は現地時間より30秒から40秒程度遅れます。
これは、回線速度が不安定なインターネット通信環境でも途切れなく
配信する為にバッファリングという「時間の貯金」を行っている為です。 |