■ ストリーミング配信の導入目的の明確化 |
◆ ストリーミング配信の導入目的の明確化
「何を目的にストリーミング配信を行うのか・・・?」これは、何のためにホームページを公開するのかと同様に最も重要な事項です。この「目的決定フエーズ」を十分に時間を掛けて行うことが、その後の
ストリーミング配信プロジェクトの成否を決めると言えます。
◆ 既存コンテンツの場合
ストリーミング配信用のコンテンツとして素材の画質・音質が良好な方が品質の高いストリーミング配信結果を得られます。ダビングを繰り返してノイズが画面に現れるようなビデオ素材は避ける方が良いでしょう。また、特殊なビデオフォーマットからのエンコードは出来ませんので、デジカメのムービーモードや、携帯電話のムービーモードをビデオ素材として利用することは基本的に出来ません。デジタルビデオ方式であるDVテープに記録されたビデオ素材が
ストリーミング配信の素材に一番適しています。場合によっては、VHSテープや8ミリビデオテープ、ベータカムテープなどからストリーミング配信用にビデオエンコードすることも出来ます。
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ストリーミング配信プロジェクトを成功させる作業ステージ |
@ストリーミング配信の目的は?
「会社IR」「会社の広報・宣伝」「販売支援」「顧客サービス」「商品プロモーション」
「社員募集」「学生募集」「社内研修」「社内コミュニケーション」「代理店教育」
新規事業「e−ラーニング」「映像コンテンツ販売・流通」・・・
Aストリーミング配信プロジェクトのリターンとして何を求めるか?
「アピアランス」「知名度向上」「売上UP」「人材補強」「スキル向上」「応募人数の増加」・・・
Bストリーミング配信プロジェクトの予算は?・・・予算枠はどこから取るか?・・・
Cストリーミング配信プロジェクトのスケジュール、目標達成までの時間・・・
D社内他部門との調整 営業・広報・宣伝・管理・技術・Web担当
Eストリーミング配信サーバ会社、ビデオ撮影会社、映像制作会社、エンコードスタジオの手配
Fコンテンツの準備 ・調達 既存のビデオ素材か?新規撮影制作か?他社所有コンテンツの配信?
Gオンデマンド配信か? リアルタイム配信か? ライブ出演・制作スタッフの用意・・・
H通常のストリーミング配信か? シンクロスライド方式か?
I無料配信か? 有料配信か? 一般配信か? 会員限定クローズド配信か?
J公開するビデオ素材の再生時間は? 半年、一年でどれくらいビデオ素材が増えるか?
Kストリーミング配信にアクセスしてくる利用者の数と利用者の使用している回線速度、再生環境
ダイアルアップ、ISDN、ADSL1.5M、ADSL 8M、ADSL 12M、光ファイバー
Windows95、Windows98、WindowsMe、Windows2000、WindowsXP、Mac OS9.、Mac OSX
Lストリーミング配信コンテンツをエンコードする際の配信速度、画質・品質・音質・画面サイズ
Mビデオ撮影日の翌日ストリーミング配信公開などの速報体制は必要か?
Nストリーミング配信前、配信中の告知・宣伝・ユーザーサポート、社内スタッフへの事前説明
Oストリーミング配信後のフォローアップ、社内スタッフへの周知徹底、アンケート、注文・問合せへの対応
色々と段取りが必要です・・・
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